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土曜日, 3月 02, 2013

ひとり言 其の四百五十(朴葵姫さんのリサイタル)

2013年3月3日

3月3日ひな祭り。桃の節句に生まれたので、私の母は節子と言います。
今日、70ウン歳になりました。

お婆ちゃんになっても可愛らしい母ですが、三鷹市芸術文化センターで今日リサイタルをした朴葵姫(パク・キュヒ)さんも、そんなタイプかなぁと思います。

ニコッと笑うとこっちまで思わず微笑んでしまう様な可愛らしい女性です。

音の美しさは評判通りかそれ以上なのに、その音が紡ぎだす音楽は完全にコントロールされていて、主張も強くまったくブレがない。

そんなしっかりした演奏とふんわりと柔らかい見かけとのギャップも魅力のひとつかも知れませんね。

アンコールの前に「こんなに沢山の人の前で演奏したのは初めて」とMCしていましたが(650席)これからもどんどん演奏して欲しいです。

村治佳織さんが『綺麗なお姉さんタイプ』だとしたら、パク・キュヒさんは『愛らしい妹タイプ』でしょうか。

村治さんの人気(集客力)はギター界で文句なくピカイチですが、1000人以上入る大ホールでマイク使用での演奏会を多くしている現状を思うと、パクさんにも同じように人気が出て欲しいものの、人気が出ても今のスタイルのままで『ギターの生の音』を伝てくれる演奏家になって欲しいと思うのは我がままでしょうか?

華もあり、実力もある。これはもう『使命』と覚悟して(笑)クラシックギターをもっともっと広めて深めて欲しいと思います。

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